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香り分子で生物学を旅する

(香り選書 13)

嗅覚と科学のファンタジー

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香り分子で生物学を旅する
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鼻の中で匂いを受容するしくみを分子レベルでわかりやすく解説。嗅覚研究の第一人者が、嗅覚と科学のファンタジーの世界へ招待します

著者 大瀧 丈二
ジャンル 書籍 > 香り
電子書籍
カテゴリ > 嗅覚系
シリーズ 香り選書
出版年月日 2009/08/01
ISBN 9784894791633
判型・ページ数 B6・160ページ
定価 本体1,400円+税

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目次

1. 匂いと香りの世界
2. 生物分子の性質
3. 匂い受容の生物学
4. 匂い物質と匂い受容体の相互作用
5. 匂いの研究生活
6. ノーベル賞とネオ・ファウスト
7. 生気論的世界のために─匂いの世界からのメッセージ─

内容説明

香りが鼻の中に入り、匂いを感じるとき、いったい何が起こっているのでしょうか。世界に先駆けて匂い受容体の機能を解明した著者が、鼻の中の分子の動きを丁寧に説明し、教科書には書かれていない興味深い視点を提供します。嗅覚などの感覚によって構成される認識世界は、感覚器から得られた情報が脳で再構築された虚構あるいはファンタジーであると著者は主張します。香り・匂いの世界は生命とは何かを考えるための絶好の題材として取り上げられており、本書は具体的なトピックを取り扱った現代生物学の入門書としても画期的な試みだといえるでしょう。 アクセル教授やチャルフィー教授など、著者の恩師であるノーベル賞受賞者について人物像を紹介するとともに、現代社会の中での科学のありかたも提言しています。