ハチミツと代替医療
医療現場での可能性を探る
2.なぜハチミツは薬として効果があるのか
3.ハチミツは、どのように傷をいやすのか
4.傷の治療/修復に果たすハチミツの役割
5.ハリナシバチハチミツと白内障の治療
6.ハチミツによるやけど、外傷の処置法
付録:ボツリヌス症とハチミツ
本書では医療に用いるハチミツの科学を医学的な臨床研究とともに明らかにし、今後の医療現場での可能性を示しています。抗菌、抗炎症などの薬としての効果、傷を治癒していくその過程と役割、白内障の治療の実際、やけど、外傷の処置法などについて解説するとともに、ハチミツが、種類によってその特性に違いがあり、効果が異なるという認識を促し、実際の活用における成分データの重要性を示していきます。322編の豊富な文献を掲載しています。