第56回「アロマセラピストの将来ビジョンと求められる…」(2015.07.17)

第56回 図書セミ「アロマセラピストの将来ビジョンと求められるスキル」(2015.07.17)

講師:林 真一郎 先生 
   グリーンフラスコ代表 

 講師写真
 わが国にアロマセラピーが紹介されてすでに30年が過ぎます。この間に情報化や高齢化は一層進み、不眠や抑うつ、認知症などの増加が社会問題化しています。こうした背景から予防医学やセルフケアの必要性が高まり、アロマセラピーに対する社会的ニーズが高まっています。その一方でアロマセラピストの活躍や社会的認知はいまひとつと言わざるを得ません。私の個人的な見解としてはアロマセラピストは精油を扱うだけでなく、メディカルハーブ、さらには野菜や果物などの植物性食品にまでドメインを広げるべきだと思います。ひとことで言うなら「アロマセラピストからフィト・アロマセラピストへ」というところでしょうか。そのことによってセルフケアの領域が広がり、クライアントのライフスタイルを提案しやすくなるからです。今回のセミナーでは社会的ニーズの変化に伴うアロマセラピストの将来ビジョンを考え、また求められるスキルの習得について、①ヘルスサイエンス ②コミュニケーション ③EBMと情報リテラシー の3つの柱によるカリキュラムを提案してみたいと思います。現場のアロマセラピストの皆さんとの意見交換を楽しみにしています。
(専門領域:植物療法 ・フィトケミカル・統合医療)

●略 歴●

グリーンフラスコ株式会社代表。薬剤師・臨床検査技師。東邦大学薬学部客員講師。静岡県立大学大学院非常勤講師。日本赤十字看護大学大学院非常勤講師。NPO法人日本メディカルハーブ協会副理事長。東邦大学薬学部薬学科卒業後、調剤薬局勤務などを経て、1985年グリーンフラスコ株式会社を設立。著書に『ファーマシューティカルアロマセラピー&メディカルハーブ』(南山堂)、『ハーブと精油の基本事典』(池田書店)、『カラダを元気にするハーブ&野菜』(日東書院)、『アロマテラピーの事典』、『メディカルハーブの事典』(共に東京堂出版)など多数。