第152回 紫外線防御の最新動向(2012.7.31)

  • 紫外線防御試験法の国際動向と国内自主基準…(株)資生堂 リサーチセンター 畑尾正人
  • In vitroサンスクリーン特性値測定方法と国際規格に基づいたPhotoprotection Method…三洋貿易(株)科学機器事業部 科学機器部 第二グループ 西本憲司
  • 可視光線による細胞障害効果について…玉川大学 農学部 佐藤一臣
  • 光線過敏症患者に有効な日焼け止め化粧料の開発…(株)コーセー 研究所 基礎研究室 水野 誠
  • 紫外線吸収剤によるラジカルプロテクション…BASFジャパン(株)ケアケミカルズ本部 猪原 健
  • 紫外線によるDNA損傷修復促進素材の開発…日本コルマー(株)研究開発本部 基礎研究部 萩野 輝

    講演レポート
    講義風景

     皮膚の老化に深く関与する紫外線の防御は、肌を健康に保つ化粧品の開発にとって常に追究すべきテーマである。UVB、UVAの国際的測定法が標準化され、その表示法の国際的統一化が進められる一方、日本では来年から新たなPA表示が導入される。今回のセミナーでは、紫外線防御に関する国内外の取り組み、国際規格に基づいた測定法の紹介といった動向と、フリーラジカル産生やDNA損傷など紫外線による様々なダメージを防御、修復する化粧品の処方設計、素材開発を取り上げた。また可視光線による生体への影響についての知見も紹介した。これは光老化の新たな視点として注目される。