第144回 表皮・角層のメカニズム研究と化粧品開発の課題(2010.12.16)

  • 最近の表皮・角層メカニズムの研究動向…資生堂リサーチセンター 岸本 治郎
  • 表皮のバリア「タイトジャンクション」の制御機構~ Toll 様受容体によるタイトジャンクションの機能制御を中心に~…カネボウ化粧品価値創成研究所 行 卓男
  • 表皮及び真皮における幹細胞と皮膚の再生メカニズム…日本メナード化粧品総合研究所 長谷川 靖司
  • 角層下層の平板状ラメラ構造再構築による乾燥肌の改善…ポーラ化成工業研究所 竹山 雄一郎


    講演レポート
    講義風景

     皮膚科学研究の中で近年、表皮・角層の機能に関する数多くの知見が見出され、製品開発に応用されている。今回のセミナーでは、ブレオマイシン水解酵素とNMFの関連、タイトジャンクションのバリア機能亢進に関わる受容体、皮膚の幹細胞を活性化する素材の探索、角層水分量で平板状ラメラ構造に相転移する新たなベシクルの設計などが報告された。皮膚機能の解明に向け、今後ますます広がりを見せる表皮・角層研究の全貌と最前線。新たなスキンケア化粧品の誕生に期待が寄せられる。