第2回 「化粧品研究者のためのマーケティングセンスアップ講座」

化粧品研究者のためのマーケティングセンスアップ講座(2010.9.30)

岡部美代治 氏(ビューティサイエンティスト、化粧品開発コンサルタント)

 化粧品研究者としての喜びは、研究部門の枠を超えて、自分の携わった研究成果がお客様の喜びとして評価されたことだと思います。しかし、そのことを知ることは非常に難しく、多くの場合は知らないまま研究を続けていることが多いのではないでしょうか。もし、研究者がマーケティングセンスを磨き、あらゆる仕事の場を通じて、研究と商品開発、販売促進、営業からの情報をキャッチすることができ、研究者自らも一連のマーケティング活動に参加することができれば、きっとお客様の喜びを知ることができるものと考えています。
 そこで本セミナーでは、研究者がマーケティングセンスを磨くための必要な知識と行動に関するヒントを身につけるために企画・構成しました。そのためのワークショップも行います。

〈講演の主なコンテンツ〉

1.マーケティング思考の必要性について
1-1.研究者として、なぜマーケティングセンスが必要なのか
1-2.研究テーマのストックづくり、リンク
1-3.市場の声、使用者目線と使用場感覚
2.商品開発の流れ
2-1.商品開発の目的ありき
2-2.開発に必要とされる情報とアイデア発想力
2-3.商品コンセプトづくり
2-4.商品設計から生産まで
2-5.販売促進企画から発売まで
3.研究目的の明確化
3-1.企業目的と市場への影響
3-2.研究テーマとの整合性をどう観るか、どう判断するか
3-3.研究者として辿った道と今後の目標
4.研究成果の生かし方
4-1.研究報告のあり方を考える
4-2.研究テーマと結果の大局的な見方
4-3.マーケティング部門との会議や打合せで研究成果を生かすコツ
4-4.商品情報への生かし方(メディアリリース、広告、取材など)
5.研究者としてマーケティングセンスを磨く具体的な方法(「開発技術の図解説明のワークショップ」も含む)

 

岡部 美代治(おかべみよじ)
昭和24年生まれ、山口県出身
昭和47年 山口大学文理学部理学科生物学専攻 卒業
同年    (株)小林コーセー入社 研究所配属
昭和59年 (株)アルビオン本社
平成20年 (株)アルビオン退社

現在フリーの美容研究家(ビューティサイエンティスト)
ビューティサイエンスの庭主宰
化粧品開発コンサルタント
生活習慣美容研究会会長