第15回 動物のためのアロマセラピー─ペットにアロマが危ない?!

第15回 動物のためのアロマセラピー─ペットにアロマが危ない?!(2013.12.2)
講師 田邉和子氏(獣医師、日本アニマルアロマセラピー協会副会長)

〈講義概要〉
 ペットの飼い主さんのアロマの影響で、愛猫や愛犬が死んでしまうかも知れない。アロマセラピーは、人間にとっても、決して安全な補完代替医療ではありません。一般に言われる精油の効果/効能は、実はハーブの薬理作用だったのです。しかも、アロマで利用する精油は、人工的に濃縮された有機化合物で、毒物や薬物に匹敵する生体外異物です。人を含むいずれの動物でも、体内に吸収された精油成分は、迅速に体外に排泄される必要があります。動物は種ごとに肝臓の解毒/代謝機構が異なります。人には癒しとなるアロマの香りも、一緒に暮らす動物たちにとっては、命を奪う原因になってしまうことがあるのです。ペットのアロマセラピーで決して行ってはいけないこと、アロマセラピーをペットに対して、安全に利用するにはどうすれば良いか、愛犬、愛猫たちの健康を守り抜くための方法を、アロマ界の現状とともに、詳細にお話させていただきます。