第8回 「アロマテラピーにおけるコンサルテーションとコミュニケーション・スキル」

第8回 「アロマテラピーにおけるコンサルテーションとコミュニケーション・スキル」(2011.7.28)
バーグ 文子(Ayako Berg) 先生

    • なぜコンサルテーションをするのか?/イギリスでの法的義務(保存方法)/安心感を持ってもらうために(用意・環境づくり、偏見を持たない)/アイスブレーカー(話しやすくするためのコツ、ラポール、アイコンタクト)/質問事項(情報の引き出し方)/ブレンディング(十分な説明)/記録管理(マークを付ける)実技練習/質疑応答 ほか

講演レポート
講義風景

今回の講師は、アロマセラピストとしての豊富なキャリアを持ち、また心理学も学ばれているバーグ文子先生です。クライアントにぴったりのトリートメントをするために、コンサルテーションはとても重要です。クライアントのニーズや好み、状態などを聞き、オイルの選択やトリートメントの方法を決めることは、満足感だけでなく、安全面からも大切なことです。人は、最初の30 秒で相手を好きか嫌いか無意識で判断するそうですが、相手に好印象を与え、緊張感を持たせずに心を開いてもらうためのポイントをいくつか教えていただきました。たとえば、初めの会話は「はい、いいえ」で応えられることを聞いていくのが良いそうです。ただし「いいえ」という返事になるような尋ね方はせず、「今日は暑いですね」などのように、必ず同意してくれることを2、3 問いかけて、お互いに「そうですよね」と、一緒にホッと息を吐くような感じでスタートしていくのがコツだとか。そのとき、少し相手の方に体を傾け、パラフレージングしたりして、興味深く聞いているということが伝わるようにします。最後に、コンサルテーションシートを作成し、実践練習をしました。会場の雰囲気も講義の始まったときの硬いムードとは違い、リラックスしたなごやかな空気に包まれていました。