第40回「エビデンスから得られた精油の情報を提供する」

第40回「エビデンスから得られた精油の情報を提供する」(2012.11.30)
講師:青 暢子 先生 昭和大学医学部生化学教室  

 時代の変化は、あふれる情報と技術の発達により我々の生活を豊かにしたが、社会も複雑にした。そんな現代に生きる我々は、ストレスに曝され心身のバランスを崩しているといっても過言ではない。ストレスの多い日常で心身のバランスを保つためにアロマセラピーは、精油に含まれる多種多様な成分によって様々な効果が期待されている。また、たくさんの精油の中から自分にあった香りや好きな香りを探し利用することはとても楽しいひと時である。
 アロマセラピーの普及とともに精油の使用目的や利用方法も多様化してきた。そのため精油の飲用や原液の肌への使用などによる被害を聞くことも増えた。使用する精油は100%天然の芳香物質であるが有機化合物である。精油を安全に使用するには経験的にいわれている情報も大切だが、エビデンスから得られた情報も大切である。今回は、演者が行っている研究から得られた精油についての情報を提供する。
(専門領域:生化学、分子生物学)