第32回「花粉症は香りでどこまで防御することが可能か」

第32回「花粉症は香りでどこまで防御することが可能か(2011.3.30)
講師:川口健夫 先生 城西国際大学環境社会学部教授

 やっとピークを過ぎた感のあるスギ・ヒノキ花粉症ですが、 人によっては、これからが花粉症の季節になる場合もあります (シラカバ、ブタクサ、ヨモギ、イネ科など)。また、花粉症の 症状は、目や鼻の炎症に止まらず、呼吸器(喘息)、消化器(下 痢、嘔吐)、頭痛、皮膚炎などに及ぶこともあります。アレルギ ーは、基本的には炎症性疾患ですが、エッセンシャルオイルの 中には抗炎症作用を示すものも多く、花粉症の諸症状の緩和に 有効です。また、交感神経と副交感神経のバランス回復が、ア レルギー症状の軽減には重要で、自律神経系の調整作用のある エッセンシャルオイルの存在も重要です。
 今回のセミナーでは、花粉症を中心としたアレルギー疾患の 発症メカニズムを概説し、喘息や皮膚炎も含む、個々の症状緩 和に有効な香り成分やエッセンシャルオイルについて述べたい と思います。(専門領域:ハーブ、アロマセラピー、タラソテラピーなど)