第17回「色をイメージする香り《パートII》─香りの質感視点でみえてくる新しい…

第17回「色をイメージする香り《パートII》─香りの質感視点でみえてくる新しい世界」
(2008.12.19)

講師:澤村 茂/花王(株)香料開発研究所主席研究員(チーフパフューマー)

 香りは目に見えません。香りのイメージを的確に表すことは極めて難しいことです。香りから受けるイメージと、色から受けるイメージには何か関係があるのでしょうか?前回の講演では香りと色のイメージの間にある関係を、香りの表現ワード、香りの視覚化の試み、消費者がどのように香りと色のイメージをとらえているか、実際の商品ではどのように色と香りが使われているかについて見てきました。さらに香りの質感の重要性にふれ、香りをつくるヒントが生け花にも見つかることをお話しました。今回の講演では、まず前回の色と香りのイメージの部分を少し補いながら要約していきます。次に香りを色や形に加えて、質感という視点でとらえた場合どのような新しい世界が広がるかについて、生け花との比較も交えながらいくつか実例をあげてみたいと思います。
(専門領域:調香、モデル処方の開発)