第168回 「化粧品認証制度の動向とその実際」(2016.6.24)

  今回のFJセミナーは、“化粧品認証制度の動向とその実際”をテーマに専門の講師の方々にお話しいただきます。  インバウンドの効果で化粧品市場も大きな影響を受けており、今後外国人(海外)を意識した商品作りがより望まれる状況になりつつあります。根強いテーマとして海外市場に続いてきているのがグリーン(ナチュラル)志向と有効性を持った化粧品の開発です。ナチュラル・オーガニック化粧品の認証制度がヨーロッパではコスモス認証としてまとまりつつあり、最近ではムスリムの人たちに向けた商品提供に配慮するためのハラール認証が化粧品にも求められてきそうな情勢です。また、日本独自の科学的根拠に基づく化粧品とその認証制度も立ち上がり、消費者にとって選択の目安になる制度が整ってきています。これらの制度にどのように取り組んでいくのか、きっかけになれば幸いです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。  

 

1.コスモス認証の現状と今後のナチュラル・オーガニック化粧品の動向
【10:30〜11:50】BDIH(ドイツ化粧品医薬品商工連盟)日本事務局 丸山 智子


 ナチュラル・オーガニック化粧品は今後確実に成長が見込める分野です。EUの主要認証機関5団体によって策定されたコスモススタンダードは、発布後順調に広まり、2017年1月以降の新製品については完全にコスモス認証に一本化されます。セミナーではコスモススタンダードの概要に加え、どのような要件を満たせば認証取得できるのか、また申請手続きはどのように進めるのかなど、具体的に解説いたします。

2.ハラール認証の現状とハラール化粧品市場の動向 
【13:00〜14:00】株式会社矢野経済研究所 FSRユニット ライフスタイル&ビューティーグループ 部長 浅井 潤司


 今回の演題では、ハラール化粧品市場を把握するために必要なるイスラム人口規模や将来予測などの基礎情報とハラール認証制度の歴史と現状や問題点に加え、東南アジアを中心に拡大するハラール化粧品市場の概況や有力メーカーの動向、日本企業におけるハラールに関する取り組みなどを網羅的に紹介します。また、ハラール化粧品市場の将来性と課題や市場参入にあたっての留意点を解説します。

3.ハラ−ル認証の取得から、取得後の運営について
【14:10〜15:00】オリザ油化 品質保証部 部長 宮西 広志


 ハラ−ル認証の取得を考えた時にどのようにすればよいのか、誰に聞けばよいのかなどの、最初に直面する疑問から、設備投資は必要か、認証の費用はいくら掛かるのかなど、ハラール認証を取得する際のポイントを、社内体制の作り方、製造設備の設置・管理、倉庫管理も含め、どの様に立ち上げ、どの様に運営をしていく必要があるのか、弊社の体験に基づき導入当初から、設備の整備、認証を受けてからの現在に至るまでの経験を紹介させていただきます。

4.科学的根拠に基づく化粧品(EBC)とその認証制度について
【15:10〜16:10】一般社団法人日本エビデンスベーストコスメティクス協会 理事 岡野 利彦


 近年の科学技術の発展による化粧品理論の高度化及び複雑化と、インターネットの普及など情報化社会の進展に伴う知識の氾濫により、一般の消費者にとって信頼に足る情報に基づいて化粧品を判断し選択することがますます困難な状況となっています。  本講演では、科学的根拠に基づく化粧品(エビデンスベーストコスメティクス)の啓蒙及び普及を推進することを旨とする一般社団法人日本EBC協会が提供するEBC認証制度について説明します。

※セミナー間10分間の休憩が入ります。

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