第14回 化粧品技術実践セミナー「分散総論:その定義と関連装置及び〜」


第14回 化粧品技術実践セミナー
分散総論:その定義と関連装置及び
最新分散システムのメカニズムとその応用

中野 満(株式会社 美粒 代表取締役社長)

 化粧品を製造するに当たって様々な乳化技術が開発・応用され現在多様な商品が世の中に出回っています。研究・開発者は、ラボで実験用の機器で試作し、最終的に製品になるものはスケールアップされ、工場で製造されます。ですがその際になかなか思うようにスケールアップできず様々なトラブルに直面し、苦労されていると聞いています。今回お招きする中野社長は、機械製造、メンテナンスの実務をとおして、製造現場で多くの問題を経験し、それを解消すべく新たなシステムづくりに取り組み、ベンチャー企業としていくつもの分散・乳化機器を世に送り出すとともに、自社ブランドの化粧品製造、OEM製造にもかかわってきました。製造機器の開発・製造・販売、さらに化粧品の開発・販売まで手がける技術者は、なかなか見当たらないと思います。現在、機器による開発、製造にかかわり、そこでトラブルに直面している方に役立ててもらうため、今回のセミナーを企画しました。  化粧品メーカー、受託メーカー、原料メーカーで処方開発に取り組んでいる研究者・技術者、製造現場に携わる製造管理者など、化粧品の開発・製造にかかわる皆様の参加を心よりお待ちしております。製造現場での乳化・分散についてお困りの方には、ぜひ今回のセミナーで新たな知識を得るとともに、抱えている諸問題についてご質問いただければと思います。  

日時

2017年8/28(月)
13:30~16:45(受付 13:00~)※途中15分休憩あり

会場

ベルサール九段(ルーム4/4F)TEL 03-3261-5014
東京都千代田区九段北1-8-10 住友不動産九段ビル

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受講料

13,000円(税込) 

締切日 2017年8/25(金)必着 
申込方法

お申し込みフォームまたは下記宛にTEL、FAX、または郵送でお申込み下さい。

FAXにてお申込みの方は、こちらのPDFをご利用下さい→ PDF PDFダウンロード

主催 フレグランスジャーナル社
お支払い方法

お振り込みは、当社から“受講証”と“請求書”がお手元に届いた後に、お手続きをお願いいたします。
※なお、ご入金されました後のご返金は、出来かねますのでご注意下さい。

○口座名
(有)フレグランスジャーナル社

○郵便振替:00150-6-169545

○取扱銀行: 
三井住友銀行神田支店(普)0939671 
みずほ銀行九段支店(普)506570
三菱東京UFJ銀行神保町支店(普)1245799

 フレグランスジャーナル2017年5月号掲載の最新研究“分散総論”でも述べているように、分散に関しての機械技術は、ほとんど進歩していない。
 相変わらず、50年前のやり方を、踏襲している。時代は移り変わったが、化粧品製造において変わったのは、材料系と制御系のみで、装置によって作られる中身や原理は、昔と大きく変わっていないのが現実である。
 市場やユーザーは、やっと、気づきだした。今までやってきた分散の原理がおかしいのではないか、どこかやり方が違うのではないか。できないのは、自分たちがおかしいのではなく、原理が違っているのではないかと。
 視点を変えて、乱れを制御したら、いままで、できなかったものが、できるようになった。
 例えばカーボンナノチューブの剥離や剥離解繊が切れることなく綺麗に分散剤を入れられるようになった(分散剤フリー)。
 その新しい分散理論に基づいたシステムのメカニズムとその応用を紹介し、新しい商品開発の展望を提示できたらと考えている。


〈講演コンテンツ〉
1. 分散の定義  
 1)粉砕、解砕、乳化、剥離、解繊、親和、溶解
2. 力と色々な装置との関係  
 1)力の定義 縦方向  2)力の定義 横方向
3. 分散の基本  
 1)力のかかり方  2)濡れ性と分散性と空洞化との関係
4. 空洞化現象と力としてのキャビテーションとの差異
5. 従来の分散装置の問題点
6. 新しい分散理論(美粒システムとは)
7. 新しい制御ポイント  
 1)従来の装置との差異  2)乱れの制御と効率化
8. 新しい分散のスケールアップ理論
9. 剥離・解繊分散で、何が生まれようとしているのか。
 分散剤フリーのCNT分散がなぜできるのか。
10. 乳化での粒子制御の可能性  
 1)粒度分布の制御、  
 2)CV値の制御、モノマーエマルジョン エマルジョン重合での分級レスの可能性  
 3)活性剤フリーのエマルジョン スメクタイト乳化、その応用  
 4)衝撃の結末とは 泡レスミキサーとBERYU CHIBIとの差異
11. イノベーションの条件
 市場性と量産性、費用対効果

中野 満(なかの みつる)氏

1996年12月日本ビーイーイー株式会社設立 代表取締役。 2005年5月厚生労働省から化粧品製造販売許可証を受ける。自社ブランド、メモリアアクエ(水の記憶)を2006年12月から販売(2012年現在休止)。 2006年4月日本ビーイーイー株式会社から株式会社美粒に社名変更。 2013年6月美粒システムのアメリカ特許取得(発明者:中野 満)。 2015年8月美粒システムの日本特許取得(発明者:中野 満)。現在、株式会社美粒 代表取締役。