南仏の香り クラーヌ
上空飛行
マムの方では
陶土の道上で。幼年時代の話と荷車と馬
花の時代
マミーヌの人生周辺:歌と花摘み:オレンジと香り
月のない夜
寒気と戦争とビターオレンジ
美味しい人生
簡単な料理とそのコツ。海の青と庭の草
エピローグ
クラーヌの登場人物たちは、その後どうしているのでしょうか?
クラーヌとは、ビターオレンジの皮をくるくるとむいたもの。この物語は「クラーヌ」のように思い出が次々とつながって語られていることから名付けられました。明るい陽光あふれる南仏で、自然とともに純粋に生きた2人の祖母を中心とした思い出話が、キラキラと蘇る香りの紀行文になっています。3つの町を舞台にした南仏の香りを、この土地特有の風景や植物を描いた美しい水彩画とともに、五感で満喫できます。