がん治療のホリスティックアプローチ
エビデンスに基づく医療現場の補完療法とサポート
がん治療におけるホリスティックアプローチ
補完療法の評価
がん医療
ホスピス
あるがんヘルプセンターの活動
小児がん
療法の選択と組み合わせについて:家庭医の役割
第二部 がんに対する補完療法
鍼
アロマセラピー
アートセラピー
バッチフラワーレメディ
カウンセリング:悩み、適応、
人間関係
運動
グループサポート
ヒーリング
植物療法
ホメオパシー
マッサージ
音楽療法
栄養療法
リフレクソロジー
リラクセーション、ビジュアライゼーション、催眠療法
スピリチュアル
がん治療の影響は、がん患者とその家族に身体的にも精神的にも大きな負担を与えます。近年医療従事者は、がん治療における補完療法についての考えを求められる場面が多くなってきました。本書の第二部で取り上げている、鍼、アロマセラピー、ホメオパシー、リフレクソロジーといったさまざまな補完療法は、がん治療にともなう苦痛を緩和するほか、患者に自分の選択した方法で病気をコントロールしているというポジティブな感情が芽生え、健康になろうとする力、免疫力を高める作用を同時にもたらすことから、日本でもがん治療におけるこれら補完療法の利用に多くの注目が集まっています。