「香り」の文化と癒やし

(香りで美と健康シリーズ 5)

いのる、くらす、あそぶ。古代から現代まで

「香り」の文化と癒やし

古代より人々の暮らしに根ざした「香り」にサイエンスの観点から考察!

著者 渡邉 映理
ジャンル 書籍 > 香り
電子書籍
カテゴリ > 植物の香り
シリーズ 香りで美と健康シリーズ
出版年月日 2016/04/15
ISBN 9784894792661
判型・ページ数 A5・140ページ
定価 1,760円(本体1,600円+税)

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目次

1. 世界の「香り」と癒やし〜アロマセラピーの発祥を中心に
2. 日本人の「香り」とくらし〜日本産の精油
3. 日本人の「香り」とあそび
4. 自然を利用した療法と「香り」、癒やし
5. 食品の「香り」と癒やし
6. 現代の癒やしブームと「香り」
7. 高齢化社会と「香り」
8. 芳香浴〜「香り」をかいで、こころとからだを整える
9.「香り」が、働く人のつかれを癒やす
10. アロマセラピー・マッサージの研究

内容説明

古くより人々の暮らしに深く根ざした「香り」。その癒やしのパワーを探る!

「香り」は、古代より人間のくらしに深くかかわり、利用されてきました。神に祈るときや、亡くなった人を葬るとき、食べ物を保存するとき、流行病を防ぐときや傷を癒すときに、植物から抽出した「香り」が使われたのです。このような先人の知恵は現代まで受け継がれ、薬や化粧品をつくるアイデアの元になるなど、現代でも私たちの生活になくてはならないものになっています。さらに、科学の進歩によって、森や海などの自然、温泉、お酒など、私たちが「癒やし」を求めるものの中にも、様々な効能を持つ「香り」成分が含まれることが分かってきました。筆者は植物由来の香りを用いて、ヒトを対象とした様々な実験を行い、「香り」に科学のメスを入れようと試みています。
本書は、これまでわき役として扱われてきた「香り」を主役に据えて論陣を張った著者会心の労作です。前半(第1〜5章)では、古代より西洋、東洋、日本で営まれた生活様式や文化に「香り」がどのようにかかわってきたかを、後半(第6〜10章)では、「香り」と癒やしを科学する、の視点から詳述しています。

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